東京都鏡商工業協同組合

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取付方法
鏡を取り付ける場合には、取付場所(壁下地の材質など)と製品の重量・特性に配慮し、安全かつ確実に適正な取り付けを行う必要があります。
製品に取扱説明書・保証書等が付属する場合は必ず内容を一読の上適切にご使用ください。
■金具を使用して取り付ける
1.取り付ける場所は、鏡の重量に耐え、湿気がなくできるだけ平らなところを選びます。
2.鏡固定用金具を壁面に取り付けます
・コンクリート壁の場合は、電気振動ドリルなどであらかじめ孔をあけ、プラグを埋め込み、そこに金具をねじ止めして鏡を取り付けます。
・土壁やボード壁の場合は、裏に間柱の通っているところを選んでビスで取り付けます
・金具をビス止めする場合は、孔の中心に正確にビスがくるように注意しなければなりません
■壁面に接着剤・両面テープで取り付ける
鏡の重量に耐えるならば、どんな壁でも取り付けることができますが、特に直付け鏡の場合は平面で凹凸がなく汚れのないところを選ぶ必要があり、十分な強度検討と専門の技術を必要とします。大型の鏡はガラス販売店、もしくは専門の取り扱い業者に依頼した方が安全です。
■取付時のポイント
取り付け鏡はふつう壁あるいは柱に取り付けます。家具が多くてその余裕がないときは、いっそ本箱とか整理ダンスの側面に直に取り付けるのもいい方法です。またドアーに取り付けるのも大変便利ですが、この場合鏡はかなり重いもので、丈夫なドアーにしっかり取り付けないといけません。
部屋を明るくするためなら、光が鏡に直接に当たらず、姿を映そうとする人に当たる位置を選ばねばなりません。しかし後者の場合外光をそのように利用するのはむつかしくむしろ人工照明を利用した方がいいようです。すなわち鏡の上部に照明灯を取り付ければいいでしょう。
ご使用上の注意(一般的な内容)
お手入れについてはこちらのメンテナンス方法をご覧ください。
■直付け・枠付き壁掛け鏡でご使用の場合
1.取り付ける壁がベニヤ板、石膏ボード等(中が柔らかい壁)は裏に間柱が通っている場所に 鏡用止金具でしっかりと取り付けてください。
2.鏡枠に人が当たるとケガをしたり、衣類を傷つけることもありますので、そのような場所には掛けないでください。
3.その他、鏡の破損によりケガをする危険性がありますので、鏡を叩いたり、強い衝撃を与えたりしないでください。また、予期せぬ事態で鏡が脱落することも予想されますので、鏡の下には物を置かないようにしてください。
■拡大鏡をご使用の場合
拡大鏡に直接日光が当たりますと、反射光線が焦点を結び火災になる危険がありますので、絶対当たらぬようにご注意ください。特に冬場は日光が深く入り込みます。反射光の当たる場所の可燃物に充分ご注意ください。
■スタンドミラーをご使用の場合
1.スタンド脚が完全に開いているか確認し、平らな場所に設置してください。
2.風の影響を受ける場所に設置すると転倒するおそれがありますので、ご注意ください。
■キャスター付ミラーをご使用の場合
1.故意に上に乗ったり滑らせたりすることのない様にしてください。
2.廊下や畳の上で使用するとキズをつけることがありますのでご注意ください。
3.ベース部分とミラーフレーム部分の角度調整時に手を挟まないようにご注意ください。固定が不十分ですと落下して鏡や枠の破損でケガをする恐れがあります。
■事故防止
1.予期せぬ事態で鏡が落下することも予想されます。鏡の下に貴重品・家具・陶磁器等は置かないようにしてください。
2.鏡や枠の保護のためにも高温・多湿・直射日光の当たる場所には置かないようにしてください。
3.壁掛鏡やスタンドミラーなどは、年に一度は金具のガタツキ・枠の腐蝕や劣化・紐のゆるみ等に異常がないかを点検し、部品交換の目安にしてください。
取付方法